2017年6月16日金曜日

絵と映像と音と

YouTubeに先日公開した「BEGINNER'S LUCK Remix」、慣れない映像モノとはいえ一応これも作品ですから、その解説をば少し。


まずは経緯から


通常は超低解像度(ULR)など独自手法で絵画制作している清水温度が、一方でトレーニングがてら2012年から描いてきた普通の絵(裸婦25点)をまとめ、希望者への頒布用に「BEGINNER'S LUCK」という冊子にしたのが去年の10月

で、その冊子を見ていて思いつき、早速 Remix作業開始したのが翌11月だったかな。本当に何が何のきっかけになるか分からないもので。多くの複製物あればこその実験開始。断続的に今年(2017年)の春までやり、Remix絵画も25点が出揃いました

で、元々の「BEGINNER'S LUCK」同様、Remix絵画のほうも印刷用にとりあえずスキャンして、そのデータをPhotoshopでさわっているときに今度「むしろ、この見え方をそのままコンテンツに出来ないか」と映像化を思いついたのが先月の半ば。……で、すったもんだしながら 1ヶ月が経ち、どうにか完成。そんな次第。


次に映像制作について


映像は普段まったく触らないんですが、やりたいことは単純(Photoshopでさわっていたときの状態の再現)だったので、まぁ、むかし買った Final Cut Expressの、マニュアルを飛ばし読みしながら必要な手順をメモ。

720pハイビジョンにセットアップして、画像反転(「エフェクト」ビデオフィルタ/変形/反転)と、合成(「修正」合成モード/差の絶対値)と、各種ワイプの挿入、以上。なんつって今だからサラッと書いてますが、慣れないソフトだけに、これだけ探し出すだけでも途中、何度コンピュータぶち壊しかけたことか。

ちなみに今回、映像をすべてシンメトリー(左右対称)にしたのは、逆に、そうしないことにも意味を特に見出せなかったから……という程度の理由です。あれこれ考えずに済んでラクだし、単純に美しいし。シンメトリーが女性器を連想させるなど深読みもべつに結構ですが私、個人的にはそういうベタな「エロ」むしろ苦手で。もっとキュートな解釈がいいな、どうせなら。

Photoshopの場合:左右反転したレイヤーを「差の絶対値」で合成
あの、Penny スケボーですから(↑)真ん中のへんなやつ。


宇宙テイスト等……映像&音&全体について


なんかシャレっ気が足りないと思い制作終盤で、最初黒だった背景を宇宙(夜空)に変更。全部の絵柄をつなぎ終えたときには尺が 8分弱で、アカン、とても無音じゃもたない。ということで、音をネット上のフリー素材などから選びかけるが、ないんだなこれが、いいの。クラシック音楽は私、知らなさすぎるし。

そのとき、たまたま聴いていたCDの影響もあり、じゃあ作るかと、なにか宇宙っぽいもの。手持ちの機材の(↓)まずは四角いボタンが並んでるやつ、Novation Circuitで曲をざっと作り、それを真ん中の黒い小さいMTR(TASCAM DP-006)で録って、エレキ・ギターを重ねるという……これ、ごく小規模ながら自分的にはお気に入りの “粗っぽさ” が死なない(最後の編集段階 GarageBandまでいわゆるコンピュータとは無縁な)編成、役立ちました。

応援はピカルミン 卍

映像を見ながら、それに合わせて音楽を作ったのも初めてで。つくづく絵を描くのに似てました。主張しすぎてもダメとか、組み合わせの化学変化とか。以下、長いので略。元々の冊子あとがき「下手をおそれぬ Beginner's Luck」に準じて今回は、めっちゃくちゃなギターが何音か外しているのもご愛嬌ということで。きちんと弾くよりも大事なものがあるのだ!

で、最後の最後に、ちょろっと重ねた英語ナレーションがたまたまUFOネタだったこともあり映画「未知との遭遇」から、シンメトリーにした絵柄を冒頭と途中に挿入して、打ち止め。おしまい。あるコンセプトと構造をもった情報のかたまり(=作品)にどうにか、なったと思う。反省点としては、ちょっとマジメっぽすぎるけど今回。


宇宙/夜空に交差する、具象なんだか抽象なんだか、キュートな Brush Strokes(ハダカの断片たち)が、あなたを感覚的な「未知との遭遇」に導いてくれますように。……なんつって、書いてて恥ずかしいけど、こういうの。でも、そういうことです一応。サンキュー。


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