2017年5月31日水曜日

失敗したと思う。裸婦26th

今年、特定モデルを長時間かけて数人で描くという会にお誘いいただき、2月から毎月2回、名古屋のクロッキーF美術館へ通って5月までの計8日間、トータル約1800分やってきました。時間がたっぷりあるからと私、P50号キャンバスを持って参加。

ステンシルなど特殊なやり方では数年前から大きい作品もつくってますが、普通に油絵でこのサイズ描くのは、じつに高校の部活動以来。これまで裸婦といったら10号か12号で、バサッとやって「Beginner's Luck」なんて嘯いてましたが、今回はもっと大きく精密にいくぞ!と決意も新たに。Edward Hopper みたいなの描きたい、とかね。

モデルもよく、位置もわるくない、時間もたっぷりある。傑作が出来るはずだったんですが、あ、実力が足りてなかった。アカンわ、まだまだ。普段から練習してないし。最終日のあとスタジオでも手を加えたものの、劇的な改善はもう(モチーフ見られないし)ないな、と打ち止め。頭かかえまくり。




きちんと反省すると、現場の部屋の広さからいって50号はちょっと大きすぎたと思う、正直。あとでスタジオで直してるとき痛感したけど、描いている距離で見るのと、ずっと離れて見るのとでは、大きな絵の場合やはり、驚くほど違う。十分な「引き」がとれない場所で不用意に大きのは、かたちをとる上でも、色を置いていく上でも、無謀。

それと今後の課題としては、まず何より油絵具に慣れること。そして、何が描きたいか(いやモチーフの話もさることながら抽象と具象のあいだの、どんな状態に絵を着地させたいか、そこに現したい感覚は何なのか)もっと自分のなかで明確に。それに従って塗り方もそれこそ「Beginner's Luck」や「なんとなく」でなく、より明確になるはず。要するにスタイルってことですな、自分の絵の。

最後になりましたが、主催してくれた森さんの、デッサンやグリザイユ技法、持ってきてくれた Peter Doig などの画集、雑談などなど、とても刺激になりました。もちろん、モデルのまさえさんにも、他の熱心なメンバーたちにも、感謝!

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