2013年11月6日水曜日

はなうたコンテストとあいのてさん

子ども向けイベントの記事が続きますが、その2。こちらはモザイコとしてでなく、いち企画者&デザイナーとして。数年前からお手伝いしている地元企業のプロジェクト「おもひでや」というのがありまして、今年2回目になる子どもたちの “はなうた” コンテスト(思い出をとじこめるコンテストとしては4回目)は、そちらでの企画。


上の画像、左が昨年の「こども “はなうた” グランプリ」、右が今年の「こども “はなうた” チャンピョン」。社長をはじめインターンの大学生たちと、そして社員の皆さんや多くの関係者のご協力により、今年も無事に授賞式(10月19日)が終了。あとは今年も、作品集CDにまとめるところ。どうしようかな。

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人間が、最初から持っている能力というものに興味があります。つまり、余計なことしなくても、ほうっておけば発揮されるような能力。呼吸やら排泄やら歩行やら、のみならず、そもそも我々がこうして文字を読んだり書いたり、話したり、いろんなことを考えたりする(善かれ悪しかれ)この、いわば「文化」の能力、いったい何なんでしょうコレ?

先日、チャンピョン曲への後付け「バック演奏」レコーディング前日に、あいのてさんメンバーとごはん食べていたとき話題になったのも、例えば、小さい頃からのピアノ練習という “苦行” に耐えた人たちが先生になり、またその教え子たちに苦行を強いる。たしかにある部分、必要なことではあるけれども逆にそれによって、死んでしまう “音楽” もある。それが世の常といってしまえば、それまでですが。勉強(学問)もそうかな。微妙な問題。

一方で、しかし、ほうっておいて大人の場合、発揮される「文化」能力って本当にあるのか? というのも、つまり、大人の場合はたいてい既成のアレコレで頭がいっぱいですから、絵でも音楽でも何でも「自由に」と言われると、困るか、あるいは紋切り型になるか。ちなみに私は前者でありまして。いずれにせよ、なかなかチャイルドシートは、転ばない(↓)。




かないませんな。授賞式に来てくれたこの子(↓)本人もそうとうユニークでした。まさしくチャンピョンの風格。あいのてさんの「バック演奏」もそれにピッタリ寄り添って、いや同じ地平で勝負して? いる感じ。とても大人とは思えない……なんつって(これ断然、ほめ言葉ですから)。なんともストレンジで、キュートで、グルーヴィな音楽が出来上がりました。


ということで最後に。今年は「こども “はなうた” チャンピョン」に対して、日本ユネスコ協会連盟や、岐阜県教育委員会など、いくつか後援もいただきまして、その申請時に提出した事業計画書の中から「趣旨」をば(↓)。がんばれ、自然。

携帯電話やスマートフォンなど、つねに持ち歩くデバイスでもって録音・録画が簡単にできるようになった昨今、スタジオなど「公式な」場ではなかなか記録することができなかった子どもたちの(ある親密な関係性の中でしか現れてこない)かけがえのない一回性——良質な天然/偶然コンテンツ——の発掘と収集。 
小さな子どもたちが無意識のうちに口ずさむ「うた」のユニークさ、おもしろさに耳を傾けることは、“癒し” のみならず、私たちの本来もつ “創造性” についても多くのことを教えてくれるものと確信しています。

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